【子育てブログ】言うことを聞かない幼児に悩んでいるあなたへ。親として心がけたい関わり方としつけのヒント

子育て

私は7歳と4歳の息子をもつ2児の父親です。

今回は、子育て中の多くのパパ・ママがぶつかる「子どもが全然言うことを聞いてくれない!」という悩みについて、私自身の経験や心理学の考え方を交えて、少しでも心が軽くなるようなお話ができたらと思います。

🟨 この記事はこんな方におすすめ

  • 幼児の子育て中のパパ・ママ
  • 子ども言うことを聞かずに悩んでいる方

今回は以下の内容についてご紹介します。

「言うことを聞かない」の正体は何?

2〜5歳頃の子どもは、とにかく自由奔放です。

親の言うことなんて右から左、お願いしても叫んで走って逃げていく…。

この時期、子どもが言うことを聞かないのには、実は理由があります。

① 自己主張が強くなる時期

この年齢は「自分でやりたい」「自分で決めたい」という欲求が強くなります。

いわゆる“イヤイヤ期”の延長線です。

親の命令が気に入らないというより、「自分の思う通りにしたい」という自然な発達の一環といえます。

② 言葉の理解と感情の表現がアンバランス

まだまだ感情のコントロールが難しい時期です。

自分の気持ちをうまく言葉で伝えられず、行動で抵抗することが増えるのが特徴です。

感情でぶつからず、関係を築くしつけを意識する

私は以前、息子が外食中に泣き叫ぶたびに、焦りと怒りでつい声を荒げていました。

でも、ある時ふと「怒鳴っても何も変わらない」と気づきました。

それ以来、関わり方を少しずつ見直すことにしました。

1. 共感→提案の順番で声をかける

例えば、こんな感じです。

NG例:「いい加減にしなさい!片付けなさい!」

OK例:「まだ遊びたいのか。でもご飯の時間だし、あと2分遊んだら片付けような」

いずみパパ
いずみパパ

共感することで、子どもの気持ちは「分かってもらえた」と安心するそうです。

安心すると、その後の提案を受け入れやすくなります。

2. 予告ルールを取り入れる

「あと3回滑ったら帰ろうか」

「長針が6になったら片付けしようね」

こうした「予告+明確な基準」を伝えると、子どもは心の準備ができて、行動を切り替えやすくなります。

3. 選択肢で誘導する

子どもに「選ばせる」ことで、主体的に動いてくれることが増えます。

例)

「歯磨きする?それともお風呂に先に入る?」

「赤い靴にする?それとも青い靴?」

いずみパパ
いずみパパ

どちらを選んでも、親の望み通りになるように仕向けることがポイントです。

4. 良い行動に注目して褒める

悪いことをしたときほど目が行きがちですが、「できたとき」をしっかり褒めることが、次の良い行動につながります。

「今日は自分から片付けてくれたね、ありがとう」

「ちゃんと順番を守って偉かったね!」

こうした言葉は、子どもの自信と意欲を育ててくれます。

どうしてもイライラする時がある

どんなに理屈を知っていても、子育て中は毎日バタバタします。

時間がなくて余裕がないときに限って、子どもが言うことを聞かず、本当にイライラするものです。

そんなとき、私が意識しているのは次の3つです。

◎ 深呼吸を3回

その場で感情的に怒るより、3秒だけでも立ち止まって、息をゆっくり吸って吐くだけで少し冷静になれます。

◎ 子どもを一旦「観察」する

「この子は、今どんな気持ちなんだろう?」「何を伝えたいんだろう?」と観察モードになることで、怒りよりも理解が勝ることがあります。

◎ うまくいかない自分を責めない

「こんなことで怒っちゃってダメな親だ…」なんて思う必要はありません。

子育てはトライ&エラーの連続。うまくいかなくても、やり直せばいいんです。

子育ての正解は一つじゃない

育児本やSNSで、キラキラした親子の様子を見ると、「自分はうまくできていない」と落ち込むこともあります。

でも、それぞれの子どもに個性があるように、親の関わり方にも「正解」は一つじゃないと思っています。

毎日が100点じゃなくていい。

子どもと一緒に、少しずつ歩んでいければ、それで十分じゃないでしょうか。

さいごに

子どもが言うことを聞かないのは「わがまま」ではなく、成長の一歩です。

そして、そんな子どもと向き合う親も、毎日少しずつ成長しているのだと思います。

イライラしても、うまくいかなくても、大丈夫。

誰かに頼ったり、今日だけは手を抜いたっていい。

完璧な親じゃなくていいんです。大切なのは、子どもに「大切にしている」と伝えること。

明日も、笑顔で過ごせる時間が少しでも増えますように。一緒に頑張っていきましょう。

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