我が子の誕生は嬉しいけれど、
「自分に求められる役割が分からない」
男性は意外と多いのではないでしょうか。
「父性」の目覚めは、「母性」に比べ、遅れることが多いようです。
これだけは押さえておきたい!子育てにおける大切な父親役割5選!
について解説します。
🟨 この記事はこんな方におすすめ
- これから父親になるけど、何をしたらいいか分からない方
- 子どもが生まれたけれど、父親として何をしたらいいか分からない方
- 子育て中だけど、自分の役割について迷っている方
子どもの発達段階に合わせて、 父親の役割も変化します。
今回は『子どもの誕生〜小学校入学前』までの ”何かと手がかかる時期” について考えます。
子どもと遊ぶ
「そんなことは分かってる!」
という意見が聞かれそうですが、やはりこれが重要です。
🟨 子どもと触れ合うことの効果
父親との触れ合いでも、子どもの脳内では「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。
※オキシトシン:不安やストレスを軽減させ、安心感を増大させるホルモン
父親の場合、「遊び方」に困る方が多いのではないでしょうか。
この時期は、子どもの反応が読み取りにくいため、何をしたらいいのか…と戸惑いやすい時期です。
誕生から半年ほど経過すると、子どもはお座りしたり、ハイハイしたりと動きが出てきます。
さらに、歩くようになると「一緒に遊ぶ」イメージが湧いてくるかと思います。
・話しかける
・絵本を読み聞かせる
・顔を見せる
といった、男性には”何でもない”ことが子供にとっては、「立派な刺激・遊び」になります。
社会のルールを教える
子どもは成長とともに周囲の世界に関心を持つようになります。
2、3歳頃になると、自我が芽生え、自己と他者を区別して捉えることができるようになります。
「ああしたい、こうしたい、それはイヤ」と主張するようになり、大人は子どもに振り回されるようになります。これがよく言う「イヤイヤ期」です。
「イヤイヤ期」も大切な成長過程です。危険がなければ、ある程度受け入れてあげることが大切です。
イヤイヤ期とはいえ、やってはいけないこともあります。
そんな時は、「やっていいこと、ダメなこと」を教えることは、父親の重要な役割です。
育児を経験すると、このイヤイヤ期がとても曲者です。何をするにも立ち止まり、反発します。時間に追われがちな現代の親には、大きなストレス原因になります。時間に余裕を持って対応できるのが理想です。
家族に安心感を与える
「父親がいれば、なんとかなる」と家族に思わせることが大切です。
妻)家事・育児から一瞬でも離れられる!
子)一緒に遊べる、1人では難しい遊びに挑戦できる!
些細なことで十分です。
普段から、妻や子どもの抱える悩みを一緒に解決する姿勢を示すことが大切です。
問題を解決できなくても、「一緒に考えてくれる人がいる」という安心感が家族にとっては、とても大切なことです。
母親の育児負担を軽減する
これが最重要な父親役割と言っても過言ではありません。
育児負担と言っても、内容はさまざまです。
産後であれば、ミルクやオムツ交換、寝かしつけといった体力面での負担があります。
同時に、体重が増えない、風邪引いたかも、部屋の温度はどうか、といった些細な心配という精神面での負担も感じることでしょう。
「母乳を与える」ことは出来ませんが、それ以外のことは父親でも可能です。ぜひ、率先して引き受けて欲しいと思います。
育児に関する心配事は「答えのない」ものばかりです。答えを求めがちな男性は注意が必要です。妻と一緒に、「悩みながら」解決策を考えていく姿勢が大切です。
家事・育児の1馬力となる
現代では、「夫婦と子ども」で生活する核家族が主流です。つまり家には、大人が2人しかいないことになります。
たった2人で「仕事・家事・育児」をこなしていく必要があります。
残念ながら、父親は仕事だけしていればいい、という時代はとっくに終わりました。
「外では仕事」「家では家事・育児」を担う父親になる必要があるということです。
まとめ
私は幸運にも、出産の場面に2度立ち会うことができました。
第一子の時には、妊婦健診に毎回同行していましたが、それでも”親になる”実感が掴めなかったことを覚えています。
頭では理解しているけど、ぼんやりしたイメージしか持てない、といった感じです。
それでも、いざ出産の場面に立ち会うと、一気に「父親になる」という感覚が湧いてきたことをはっきりと覚えています。
これから父親になる方には、ぜひ「立ち会い出産」を経験してほしいと思います。
🟨 「立ち会い出産」による効果
- 出産の大変さは知っておくべき
- 我が子誕生の瞬間に、心から感動する
- 出産シーンの独特な緊張感を体感する
出産場面の感動は数年経った今でも、はっきりと覚えています。
子育てが始まることで、生活スタイルが大きく変化します。
大変さを感じることも多いですが、過ぎてみると子どもの成長は早く、同時に自分も成長させてもらっていたことに気が付きます。
私も、まだまだ子育ての真っ最中です。これから父親になる方にも、ぜひ子育てを楽しんでもらいたいと思います。
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